漢文の勉強法【偏差値を10上げる】


偏差値を10上げる漢文の勉強法

みなさんは漢文は得意ですか?

「受験勉強でやっと漢文ができるようになった」という人が多くいるように
漢文を苦手とする受験生は非常に多いです。

なぜ漢文ができないのか、それは句形句法を知らないからです。

漢文は句形句法を覚えるだけでも点数を取りやすい教科です。

英語もたくさんの単語を覚えなければならない教科ですが
漢文は英語よりも少ない暗記数でより多くの点が取れます。

なので、漢文の苦手を克服して偏差値を大きく伸ばせるように頑張ってみましょう。

  • 漢文の勉強で抑えるべきポイント
  • 偏差値50からの漢文勉強法
  • 漢文の効率的な勉強法
  • 漢文の勉強でよくある質問

漢文の勉強で抑えるべきポイント

具体的な勉強法の前に漢文の受験勉強をする流れを掴んでおきましょう。

まずは、先ほど説明したように受験生に圧倒的に足りていない
句形句法や文法の知識を鍛えます。

偏差値45以下であれば初学者とほとんど同じなので
基礎からしっかり勉強をし直しましょう。

後述する参考書を使えば、漢文嫌いな方でも理解できれレベルまで学力を上げられます。

偏差値50前後であれば復習から入っても大丈夫でしょう

ポイントを再復習して高校で勉強した知識を掘り起こしておきます。

漢文はここまで学習するだけでも点数を稼げるようになります。

偏差値60超えを目指すなら過去問や問題集にもチャレンジしておきましょう。

そしてさらに上の早慶上智や東大のような難関大学を目指すなら
大学別の難問対策のできる参考書で勉強をします。

偏差値50以下、漢文の基礎勉強

漢文は10個の句形句法を覚えるだけでもほとんどの文を読めるようになります。

否定形・疑問反語・使役形・受身形・比較選択・仮定形・限定形
抑揚累加形・願望詠嘆形・比況形の10個
だけです。

「なんとなく聞き覚えがある」ものもあると思いますが
これらを覚え直すだけでも漢文の理解力はかなり鍛えられます。

漢文の大前提となる基礎的なことなのでどの漢文参考書にも載っています。

「漢文で勉強したことを全然覚えていない」という方はこちらの参考書をオススメします。

三羽邦美の超基礎がため漢文教室

超基礎固め漢文教室

「三羽邦美の超基礎がため漢文教室」は初学者向けの漢文参考書で
これまで漢文を勉強したことがない方、ほとんど勉強していない方にピッタリです。

中学校で勉強するレ点や一二点など超基礎レベルから解説されているので
漢文を一から総復習できるでしょう。

超基礎という表題ですが、この本で基礎を学び直すだけでも
センター試験に挑めるようになるぐらい内容は充実しています。

漢文ヤマのヤマ

漢文ヤマのヤマ

「漢文ヤマのヤマ」も基本的な句形句法が掲載された参考書で
一から漢文を学べる超基礎レベルの本としてオススメです。

漢文ヤマのヤマでは合計66の句法にまとめられていて
解説も漢文参考書としては充実している
ので復習用途でも人気が高いです。

偏差値50からの漢文勉強法

基礎ができるようになったら問題集にもチャレンジしたいですね。

勉強不足な部分を見つけたらそこを重点的に復習し苦手を潰していきます。

まずは基礎的な問題集から試していき
できるようになればレベルを上げる
方法でいいでしょう。

三羽の漢文基本ポイントはこれだけ

三羽の漢文基本ポイントはこれだけ

大学受験で必要な漢文の基礎を総復習できる一冊です。

「三羽の漢文基本ポイントはこれだけ」を持っておけば
復習から入る方も自然に問題集に取り組める流れが作れるでしょう。

三羽さんの参考書には超基礎のものもありますが
こちらの本は「なんとなく覚えているつもり」「学期末試験ではできた」「できるつもり」
という受験生にオススメです。

基礎からしっかり学べ、ポイントを抑えた学習ができるので効率的な勉強ができるからです。

漢文句形ドリルと演習

ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習

「漢文句形ドリルと演習」では基礎の復習と演習で漢文を学べます。

ある程度漢文の勉強ができている人に使って欲しい一冊
初学者には少し解説が分かりにくいことが指摘されています。

復習用の参考書と問題集を兼ねて選んでみると基礎固めに活用できるでしょう。

問題のレベルとしては基礎と応用が少しある程度で
比較的易しめの問題集になります。

一目でわかる漢文ハンドブック

漢文ハンドブック

超基礎レベルの本は必要ないとしても
ポイントが綺麗にまとまっている参考書が欲しい時はありますよね。

そうした時には「一目でわかる漢文ハンドブック」があると便利です。

「これは何だったっけ」という時にすぐ開けるように手元においておきましょう。

ページ数が少ないので使いやすいと思います。

さらに上を目指す人のための参考書

漢文は試験対策をしていれば満点を取ることも難しくありません。

ですので、まずは過去問の難問対策のできる参考書を使って勉強します。

でも、それだけでは漢文の勉強は十分とは言えません。

大学によって違いますが漢文は国語の中の一教科あるいは選択教科ですから
現代文や古文の問題に取り組むための時間を削らないためにも
漢文の問題を素早く解けるようにトレーニングすることも必要です。

そんなさらに上を目指す人のために役立つ参考書も紹介しておきましょう。

マーク式基礎問題集20漢文

マーク式基礎問題集漢文

「マーク式基礎問題集20漢文」漢文試験対策の小手調べにピッタリです。

基礎から難問まで掲載されており、過去問の前の予習に使えます。

恐らくこの本でいくつか躓く問題があるはずですので
自分の読解力が足りない箇所の学習を補っておきましょう。

それから過去問に挑むようにすればより実践的な経験を積めるからです。

漢文に自信があるのであれば時間制限も付けてトライしてみてください。

一問あたり20分で解けないようなら勉強不足で
試験で「解けるのに時間が足りない」という惜しい結果になりかねないですね。

漢文道場 入門から実戦まで

漢文道場

「漢文道場 入門から実戦まで」は基礎編、錬成編、実践編に分かれていて
基礎から応用まで自分の実力を試せるようになっています。

ただし、解説は少なめで漢文理解を深めたいのであれば
他の参考書を併用する必要があります。

問題のレベルとしてはこの一冊をやっておけば
センター試験の平均点超えは確実なものとなるでしょう。

さらに漢文道場にある問題を確実に解けるようにマスターしておけば
満点を取る、難関私大の問題対策にもなります。

難関大の挑むつもりであればこの一冊にも挑戦しておきましょう。

漢文 河合塾SERIES―入試精選問題集

漢文入試精選問題集

難易度としては最高難易度にあたる一冊です。

「漢文 河合塾SERIES―入試精選問題集」をやるなら
漢文道場を事前にやっておくといいでしょう。

満点を取ることが非常に難しい難関私立大の難問をどうやって解くのか
どのような読解が必要とされるのかを学べます。

前提となる学力のレベルは高いですが
解説は充実しているので確実に実力が上げられる一冊となっています。

時間に余裕のある時期であれば、覚えるべきものを全て完璧に覚え
できることを全てやってからチャレンジするのもいいでしょう。

実践的な経験の中で今の自分が学ぶべきポイントがハッキリと見えるはずです。

得点奪取漢文―記述対策

得点奪取漢文記述対策

「得点奪取漢文―記述対策」最高難易度と呼ばれる参考書の1つで
記述式の問題集となっており、特色のある参考書としてオススメです。

河合塾SERIESの入試精選問題集と得点奪取漢文を両方やる価値があります。

得点奪取漢文はどちらかと言うと国立大向けと言われていますので
東大や北大、東北大、一橋、京都、大阪を目指す受験生にやってもらいたいですね。

このレベルを目指す受験生で差をつけるには
あまり人が手を付けない問題にも対策を立てることが必要になりますが
漢文においては記述式の問題が差を付けられる問題になります。

漢文の対策を完璧に、何度も反復し、素早く解ける実力を手に入れておきましょう。

漢文の効率的な勉強法

ここまで紹介した参考書通りに勉強をすれば確実に偏差値は伸びます。

ですが、時間が限られてくる時期になると
勉強を効率的にする方法の方が大事になってくると思います。

そこでここでは勉強したものが最短で得点へと繋がる秘訣も紹介します。

句形句法としてではなく丸ごと覚える

句形句法を覚えることはもちろん大切なのですが
より実用的な知識として身に付けるために
白文と書き下し文を丸ごと覚えるようにします。

書き下し文にするまでには句形の他にも活用についての理解も必要です。

それらを個別に覚えるには時間が足りないという時には
頻出パターンは丸ごと覚えてしまう方が効率的です。

試験直前で忘れた箇所があるという時にもこの方法で乗り切ってみましょう。

間違えやすい書き下し文対策をする

正しく書き下し文にできるかどうかで得点力は大きく変わります。

間違えやすいパターンは大抵の参考書なら抜き出してありますし
問題集をやってみて自分で間違えた場所は特に注意が必要なところです。

句形や活用を覚えるときには自分で書き下し文にできるように覚えてみましょう。

偏差値50以下の時には問題を意識して覚えられるかどうかで
勉強量に対してどれぐらいの点数になるかが変わってきます。

時間が迫る状況では全てを網羅できなくてもいいので
とにかく点数に結びつくポイントを重点的に覚えていきましょう。

基礎と難問どちらの勉強を重視すべきか

基礎が完璧でないなら基礎を重点的に勉強しましょう。

ありがちな失敗としては過去問などに挑戦して
難問の理解に時間を取られてしまう
ケースです。

切羽詰まった状況では難問は飛ばしてしまってもいいので
確実に点を取れるところを重点的に勉強していきましょう。

参考書も基礎レベルのものを選び、基本を暗記することで
発展問題にもトライできるようになります。

漢文は勉強時間が少なくても比較的点数に結びつけやすい教科ですので
時間がもう無いと思っていても集中して暗記することができれば
難問にもチャレンジする勉強時間が得られるかもしれません。

どんなときも慌てずに基礎固めを大切にすることが大切ですね。

漢文の勉強でよくある質問

質問

漢文は勉強方法が分かりにくいこともあって
質問を受けることの多い教科です。

その中でもよくある質問をまとめておきましたので参考にしてみてください。

漢文では単語帳は必要ありますか

漢文の勉強では単語帳を使う人はあまりいません。

日本語で普段から漢字を使う私達からしてみれば
漢文の単語に相当する漢字は身近でなんとなく意味が分かるものがおおいですよね。

中には意味が全然違うものもあったり、ピッタリ合う意味が連想できないものもありますが
分からない漢字を見つけたら調べるだけで十分なはずです。

漢文を選択しなければ勉強しなくても大丈夫ですか

まず、自分の志望大学で漢文が選択式になっているか確認してください。

漢文が選択式になっている大学もあるようですが
センター試験では現代文と古文と漢文に全て解答する必要があります。

志望校で選択式になっていて漢文を選ぶつもりがないのであれば勉強せずに
他の教科に勉強時間を割り振るという考え方もあると思います。

ただ、滑り止めのことも考えるとやはり漢文の勉強はしておく方がいいでしょう。

時間に余裕があるうちに漢文の勉強もしておき
直前の総仕上げの段階でさらに力を入れて勉強するかどうかを判断
すれば
バランスよく勉強できるはずです。

もしも、志望大学が決まっていないのであれば漢文の勉強も必ずやっておきましょう。

漢文は音読する意味はありますか

漢文は音読ができなくても問題が解ける教科ですが
句形を覚える時には音読をしながら覚えることをオススメします。

英単語の暗記と同じで、自分で発音することが刺激になって
記憶に定着しやすいから
です。

ただ、漢文では読むよりも書けることの方が大切なので
手書きで覚えることも一緒にやってみてください。

漢文でも暗記しなければならないところはありますので
そうした時に音読して覚える手法を活用していきましょう。

具体的な音読暗記の方法を紹介しておくと
白文を見ながら書き下し文にして音読します。

書き下し文にする方法が理解できていなくても音読できればOKです。

いわゆる素読というものですが、素読ができれば漢文では8割取れるとも言われています。

音読も侮れない勉強法ですからぜひ試してみてください。

漢文の勉強法

漢文の基礎レベルは現代文と同じように自然に理解できることが理想的です。

そのためには短くても2ヶ月の勉強時間が必要になりますので
時間のあるうちに落ち着いて勉強できるように計画的に漢文の学習を進めてみてください。

漢文も極めれば差を付けられる教科ですから
苦手な方も得意な方もさらに偏差値が伸ばせるように努力するよう応援しています。


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